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2005年08月08日

腕時計Get

ふっふっふ。
ついに新しい腕時計を購入。
SEIKOのKINETIC搭載腕時計です。

KINETICとは腕の振りを内蔵発電機に伝えてバッテリーに充電する、自家発電タイプのクオーツ時計です。電池交換不要がウリ。
同じく電池交換不要なら、太陽電池搭載タイプが主流で、機能も種類も豊富で軽量安価ですが、KINETICは振ると中で回転錘がぎゅんぎゅん回るのが素敵。裏蓋が透明でないので、動いている回転錘が見えないのが残念ですが・・・。
この5M62という型の駆動部は2時位置のボタンを押すと、秒針が「ととととと」と先に進んで、その進み具合で電池の蓄電量を表示してくれますが、この動きがまた楽しい。

機械時計にあこがれがあるが、ゼンマイの持ちの悪さと、機械式故の精度の悪さ(機械式15sec/day v.s. クオーツ式15sec/month)、精度を保つための定期的なオーバーホールが必要である点に難のある方にはお薦め。発電部分は機械時計の自動巻機構を生かしたような作りで、最長6ヶ月駆動でクオーツの精度です。

ただ、難点は高いこと、重いこと、太陽電池タイプに押されて種類が少ないことですね。
特に最近は、KINETIC AutoRelayという、72時間発電が無いと運針を止める省電力モードに入り、発電があると現在時刻に針を戻して時を刻むという高級機に置き換わってきています。このタイプだと、8万円とかの手が出ない価格に・・・。2時位置のボタンもないので、充電量の表示機能もないです。

ちなみに、精度だけは欲しいけど、ゼンマイ式じゃなきゃ嫌だというわがまま(笑)なお金持ちの方にはSpring Driveがお薦め。クオーツの精度を持ったゼンマイ式機械時計です。
はじめ見たときは、ゼンマイ>発電機>クオーツ駆動部だと思っていたのですが、実際はそんな単純な物でなくかなりイッちゃった作り。
ゼンマイの動力を発電ローターに伝えて、その電力でクオーツを駆動させて、電磁ブレーキでゼンマイのほどける速度を調整して針を動かす。まさにクオーツ制御された機械時計。
でも、機械時計だけに2日ほどでゼンマイがほどけてしまうらしい。
気になるお値段はXX万円と一般庶民には手が出ないお値段ですorz

投稿者 510 : 2005年08月08日 22:35

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